ロシア奏法と活用術

文京区のピアノ教室(B.P. MUSIC STUDIO)主宰講師が綴るロシア流脱力を中心とした奏法とレッスンでの活かし方

音楽をすることの本質

おはようございます!

 

音楽をすることの本質って何だと思いますか?

 

産みの苦しみもあります。

 

上手くいかないことばかり、

自分の理想に近付けないことばかり、

もう辞めてしまいたい。

 

そう思うことの方が多いと思います。

 

でも私はやはり本質は、喜びだと思うのです。

 

人間は死に向かって生きています。

だからいまを精一杯生きて、命を輝かせられるのです。

生きる喜び、命の輝き、生きることは、全てが音楽です。

 

先日コンクールの審査をして思いましたが、

コンクールなのに楽しそうに弾いてる方がいました。

 

そういう人の演奏は上手い下手では無くて、

聴いていて安心します。

 

昔、フルトベングラーの演奏を父がよく聴いていましたが、

余り好きになれませんでした。

 

ブルーノワルターの演奏を聴いて、

なんて楽しそうに音楽を奏でるのだろう!

いいなー!

 

と思いました。父と弟の影響です。

 

まあ、この二人の指揮は対極ですが、

 

どういう音楽が好きか?

 

これは好みも大いにあります。

 

本質も人によって捉え方も違うのが健全です。

 

先生の考えや奏法の物真似にならないで、

自分の音楽を奏でてください。

自分の人生を生きてください。

 

ではでは

 

 

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