おはようございます!
音楽をすることの本質って何だと思いますか?
産みの苦しみもあります。
上手くいかないことばかり、
自分の理想に近付けないことばかり、
もう辞めてしまいたい。
そう思うことの方が多いと思います。
でも私はやはり本質は、喜びだと思うのです。
人間は死に向かって生きています。
だからいまを精一杯生きて、命を輝かせられるのです。
生きる喜び、命の輝き、生きることは、全てが音楽です。
先日コンクールの審査をして思いましたが、
コンクールなのに楽しそうに弾いてる方がいました。
そういう人の演奏は上手い下手では無くて、
聴いていて安心します。
昔、フルトベングラーの演奏を父がよく聴いていましたが、
余り好きになれませんでした。
ブルーノワルターの演奏を聴いて、
なんて楽しそうに音楽を奏でるのだろう!
いいなー!
と思いました。父と弟の影響です。
まあ、この二人の指揮は対極ですが、
どういう音楽が好きか?
これは好みも大いにあります。
本質も人によって捉え方も違うのが健全です。
先生の考えや奏法の物真似にならないで、
自分の音楽を奏でてください。
自分の人生を生きてください。
ではでは