こんにちは!
先日、ドイツ在住の、
国際コンクールでも上位に入った友人と
「世界のコンクール事情」
について話しました。
これは、ショパンコンクールやチャイコフスキーコンクールなど
そのようなレベルの話だけでは無いので、ご了承ください。
世界中に存在する数多くのコンクールの概要です。
日本にも数えきれない大中小のコンクールがあります。
世界を見渡せば、数限りないことでしょう!
去年は、審査員もしたし、自分もオーディションを受けたので、
コンクールやオーディションとは何ぞや?
このことを、とても考えさせられました。
簡単に言うと、作りこまれた(先生の手によって)音楽が、
いま、特にアジア圏では主流になっているようです。
そして、東欧(特にロシア)では、賞金などを目当てに、
同じ曲で違うコンクールにたくさん出場して優勝しているそうです。
このことは、貧困の問題も多く含んでいると思います。
本当に芸術を最終目標にして、
真摯に音楽を勉強し続けている音楽家が、
世界には、どれほどいるのでしょうか?
とても、残念に思った話でした。
でもきっと、世の中には、世に出ていなくとも、
真摯に音楽をやっている音楽家は沢山いると信じています。
その一人でいられるように、精進しようと改めて、思います。
また世界の才能ある音楽家が生涯勉強できるような環境を
私たちは何とか作っていかないとダメよね、と思います。
自分の道を全うできるように頑張ります。
それでは、素敵な月曜を!